二時間に一本のダイヤと
たった一両のディーゼル車。
通学の学生と、保養の老人達の貴重な足だ。

時折、不埒な旅人の為に
満員になってしまうのはご愛敬。
呻り声をあげながらゆっくりと走り出す。